ホームルーター(置くだけWiFi)のおすすめ10選比較ランキング【2025年10月】

ホームルーター(置くだけWiFi)は、自宅に設置するだけで簡単にWiFi環境を整えられるたねおすすめです。
工事は不要なので引っ越しや短期利用にも向いており、自宅に置いてコンセントを挿すだけで、安定したWi-Fi環境が利用できます。
自宅で利用されている接続回線の調査では「光回線」の57.3%の次に、ホームルーターが該当する「携帯電話回線」が51.3%、「LTE・BWA回線」が30.6%と利用者が多い結果でした。
(参照元:令和5年 通信利用動向調査報告書 (世帯編)|総務省 情報流通行政局)
スマホやパソコン、タブレットなどの複数デバイスを同時接続しても速度が遅くなりにくいうえに、固定回線に比べ初期費用や契約期間などの縛りが少ない点も特徴です。
新規でホームルーターを利用する方は、利用するエリアでの通信速度や月額料金、端末スペックなどを比べて、利用スタイルに適したサービスを選ぶと失敗しづらいです。
この記事ではおすすめのホームルーターや回線の選び方を紹介するので、参考にしつつ自分にぴったりな端末を見つけてください。
- BIGLOBE WiMAX/すぐにキャッシュバックがもらえる
- 5G CONNECT/お試しモニター1ヶ月間実施中
- docomo home 5G/ドコモユーザーにぴったり
- モバレコAir/初年度の月額料金770円
- GMOとくとくBBホームWi-Fi/通信速度が最大4.2Gbpsで早い
- Broad WiMAX/オプションやサポート体制が充実
- カシモWiMAX/わかりやすい定額プラン
- SoftBank Air/ソフトバンクユーザーにぴったり
- UQ WiMAX/UQ mobileユーザーにおすすめ
- Rakuten Turbo/楽天ユーザーにおすすめ
- hi-ho WiMAX +5G/回線自動切り替えができて安定
- DTI WiMAX 2+/DTI Club Offのお得な優待がある
- ホームルーター(置くだけWiFi)のおすすめ10選!各社の特徴を比較してランキングで紹介
- モバレコAirは初月の月額料金がたったの770円でホームルーターを使える
- BIGLOBE WiMAXは初期費用が安くてキャッシュバックがすぐもらえる
- 5G CONNECTはデータ容量無制限で1ヶ月のお試しモニターがある
- docomo home 5Gはキャッシュバックが充実でドコモユーザーにおすすめ
- GMOとくとくBB WiMAXは下り最大4.2Gbpsの高速ホームルーター
- Broad WiMAXは充実のオプションで安心して利用できる
- カシモWiMAXはシンプルな料金で値上がり後の定額料金も安い
- SoftBank AirはWi-Fi7対応の最新ホームルーター端末を利用できる
- UQ WiMAX +5G ホームルーターはUQモバイルとのセット割でお得
- Rakuten Turboは楽天モバイルとセット利用で楽天ポイントが7倍になる
- ホームルーターがおすすめなのはこんな人!コンセントに挿すだけでWiFi環境が整う
- ホームルーターはどんな時に使うの?自宅用回線として手軽で通信速度も快適
- ホームルーター(置くだけWiFi)の選び方は?後悔しないための5つのコツ
- ホームルーター(置くだけWiFi)のメリットは?工事不要で届いた日から自宅で使える!
- ホームルーターのデメリットは?通信速度を求める人には向いていない
- ホームルーターはレンタルも使える?光回線の開通まで短期利用ができるサービス
- ホームルーターの申し込みから利用までの手順は?工事不要で端末をコンセントへ繋ぐだけ
- ホームルーター(置くだけWiFi)は無制限で利用できる?大量の通信は速度制限がかかる
- ホームルーターの実質速度は約100Mbpsほど!スマホと同じモバイル回線の電波で通信している
- ホームルーターと他の回線タイプの違いは?光回線・スマホ回線・ポケット型Wi-Fiと比較
- ホームルーターの契約時に必要な初期費用と解約する時の負担
- ホームルーター(置くだけWiFi)を選ぶときによくある質問
ホームルーター(置くだけWiFi)のおすすめ10選!各社の特徴を比較してランキングで紹介

おすすめのホームルーター(置くだけWiFi)を、それぞれの月額料金や端末代金を比べつつ、ランキング形式でまとめました。
同じホームルーターでも、各サービスによって料金や契約期間などが異なります。
サービス名 | 特設ページ | 月額料金 | 端末代金 | 契約期間 | 特徴 |
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初月:770円 2~36ヶ月目:4,180円 37ヶ月目以降:5,368円 |
71,280円 (48回払い) |
なし | ・初月の月額料金770円 ・2年目以降も月額4,180円でお得 |
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初月:0円 1~24ヶ月目:3,278円 25ヶ月目以降:4,928円 |
27,720円 | なし | ・料金プランがシンプル ・auやUQmobileとの連携でスマホセット割引 |
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4,800円 | 端末レンタルプラン:0円 端末購入プラン:27,720円 (実質0円キャンペーン実施中) |
1年以内の解約で契約解除料1,100円 | ・1ヶ月利用モニター実施中 ・2年間の利用で最大24,000円割引 |
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5,280円 | 73,260円(実質無料) | なし | ・端末代金実質無料 ・キャッシュバックが豊富 |
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初月:0円 1~24ヶ月目:3,267円 25ヶ月目以降:4,807円 |
27,720円 実質無料(24回払い) |
なし | ・新規申込み特典:13,000円キャッシュバック ・他社解約金補填:最大40,000円キャッシュバック ・オプション加入:2,000円キャッシュバック |
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4,708円 | 31,680円 実質無料(36回払い) |
なし | ・初月無料 ・セキュリティや故障への保障充実 |
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初月:1,408円 2ヶ月目以降:4,818円 |
27,720円 | なし | ・長期利用でも値上がりが無い | |
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5,368円 | 71,280円 | なし | ・端末代金実質無料 ・Wi-Fi7対応機種あり |
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ー | 4,980円 | UQ WiMAXおトク割で5,940円 |
なし | ・UQmobile利用でセット割 |
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4,840円 | 41,580円 | なし | ・楽天ポイント2倍 ・支払いも楽天ポイントが付く |
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1〜12ヶ月間:4,257円 13ヶ月目以降:4,939円 |
27,720円 | なし | ・3つの回線を切り替えながら利用可能 | |
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1~13ヶ月目: 3,410円 14~37ヶ月目: 3,960円 38ヶ月目以降: 4,730円 |
27,720円~ | なし | ・宿泊施設やレジャー施設の特別優待 | |
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ー | 4,928円 | 27,720円 | なし | ・初月の月額料金が無料 ・固定IPアドレス付きのプランあり |
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ー | 1~13ヶ月目: 4,268円 14ヶ月目以降: 4,950円 |
10,780円 | なし | ・端末料金が安い ・J:COM MOBILEとのセット割あり |
![]() ネット WiMAX +5G |
ー | 4,950円 | 一括払い: 21,780円 分割払い(36回): 月額605円 |
なし | ・エディオンカード支払いで220円割引 |
![]() WiMAX +5G |
ー | 4,950円 | 27,720円 | なし | ・ヤマダデンキ店舗でのサポートあり |
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ー | 5,170円 | 48,600円 | なし | ・端末代金実質無料 ・乗り換え時の解約違約金相当額を還元 |
新規でホームルーターを契約する場合の特典に注目しましょう。
固定回線のような高額キャッシュバックが受けられるプロバイダは少なく、主に月額料金の割引や端末代金が実質無料になる特典が受けられるホームルーターが多いです。
自分が現在利用しているスマホ回線や、使いたい期間によっても最適なホームルーターは変わります。
各社の特徴やメリットを詳細にまとめたので、契約内容やサービス内容を確認してください。
モバレコAirは初月の月額料金がたったの770円でホームルーターを使える
公式サイト | https://air-mobareco-asp.jp/ |
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月額料金 | 初月:770円 2~36ヶ月目:4,180円 37ヶ月目以降:5,368円 |
端末代金 (割引分割回数) | 71,280円 (48回分割で実質無料) |
最大通信速度 | ダウンロード速度:最大2.7Gbps |
対応エリア | 全国主要都市の一部エリアから順次拡大中 5Gエリアに加えて4Gエリアでも利用可能 |
データ制限 | 実質無制限(混雑時に速度制限の可能性あり) |
初期費用 | 3,850円 |
契約期間(違約金) | なし※ |
セット割・ キャンペーン | ・特設ページ経由の申し込みで翌月30,000円キャッシュバック ・3年間で総額46,178円割引 ・ソフトバンク・ワイモバイルの月額料金最大1,650円割引 |
※ Yahoo!BB基本サービス(プレミアム)は2年契約。契約満了月以外での解約もしくはYahoo!BB基本サービス(スタンダード)へ変更した場合、解除料3,300円が必要
モバレコAirの強みと特徴
- 限定のキャンペーンで初月の料金が770円/月
- ソフトバンク・ワイモバイルの月額料金が最大1,650円安くなる
- 特設ページ経由での申し込みで翌月30,000円キャッシュバック
モバレコAirは、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーがお得に利用できるホームルーターです。
セット割によりソフトバンクとワイモバイルの月額料金が最大1,650円安くなるため、毎月の固定費を抑えることが可能。
端末代金は71,280円とやや高めの設定ですが、購入すると初月の月額料金が770円になる特典が適用されます。
分割でも一括でも対象であるため、一括支払いが難しい人はクレジットカードの分割払いを選択しましょう。
通信速度も下り最大2.7Gbpsなため、リモート会議やオンラインゲームのような、高い通信速度が必要な場面でも快適に利用可能。
モバレコAirがおすすめな人
- 初期費用の負担を減らしてお得にホームルーターを利用したい人
- リモート会議が快適にできる程度の通信速度が必要な人
- ホームルーター端末の本体が購入可能な人
BIGLOBE WiMAXは初期費用が安くてキャッシュバックがすぐもらえる
公式サイト | https://join.biglobe.ne.jp/mobile/wimax/5g/lp/afi/ |
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月額料金 | 初月:0円 1~24ヶ月:3,278円 25ヶ月目以降:4,928円 |
端末代金 | 27,720円(24回・36回) |
最大通信速度 | ダウンロード速度:最大4.2Gbps |
対応エリア | 各都道府県の都市部 |
データ制限 | 実質無制限(混雑時に速度制限の可能性あり) |
初期費用 | 3,300円 |
契約期間(違約金) | なし |
セット割 | au、UQモバイルセットで最大1,100円割引 |
BIGLOBE WiMAX +5Gの強みと特徴
- まとまった初期費用は不要で翌月にはキャッシュバックがもらえる
- 端末代も安めだから短期利用でも負担が小さい
- 全体的に料金プランがシンプルでわかりやすい
BIGLOBE WiMAX +5Gは、初期費用が安いうえにキャッシュバックがすぐにもらえるホームルーターです。
初月無料や1~24ヶ月間の月額料金割引などの特典があり、長期利用を考えるユーザーにとってコストパフォーマンスが高いプラン設計が魅力です。
端末代金はクレジットカードでの24回払い(1,155円(税込)/月)または36回払い(770円(税込)/月)に対応しており、初期費用を抑えられる点もポイントです。
ただし、分割払いの途中で解約すると端末代金の残債が一括で請求される点は注意が必要です。
5G通信対応で全国エリアをカバーしており、データ通信は無制限。特にスタンダードモードでは容量の上限がなく快適な利用が可能。
5G通信では下り最大4.2Gbps、上り最大183Mbpsという高速通信で快適なネット環境が作れます。
auやUQ mobileとの連携でスマホセット割引もあり、家計全体での通信費を削減できます。
現在翌月にキャッシュバックがもらえるキャンペーンがあるため、端末代のリスクが少ないためおすすめです。
BIGLOBE WiMAXがおすすめな人
- 初期費用を徹底的に抑えたい
- シンプルな料金設定で契約したい
- 端末代金の分割や残債をキャッシュバックで補いたい
5G CONNECTはデータ容量無制限で1ヶ月のお試しモニターがある
公式サイト | https://5g-connect.net/ |
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月額料金 | 端末購入プラン:4,800円 端末レンタルプラン:5,250円 |
端末代 | 27,720円(実質0円キャンペーン実施中) ※ レンタルプランの場合は0円 |
最大通信速度 | 4.2Gbps |
対応エリア | 全国エリア |
データ制限 | 実質無制限(混雑時に速度制限の可能性あり) |
初期費用 | 3,300円 |
契約期間(違約金) | 端末購入プラン:なし(端末残債の一括返済が必要) 端末レンタルプラン:なし(返却処理手数料:1,100円) |
セット割・ キャンペーン | 端末購入プラン特典!1ヶ月お試しモニターで初回費用を全額返還 |
5G CONNECTの強みと特徴
- 1ヶ月間モニター実施中で、期間内解約なら全額返金
- 2年間の利用で月額料金が最大24,000円割引
- 短期利用向けのレンタルプランが充実
5G CONNECTは1ヶ月のモニター利用が可能で、まずお試しでホームルーターを導入してみたい人におすすめ。
実際に自宅で利用してみて電波の接続が悪ければ、期間内の解約で初回費用が全額返金されます。
端末購入プランを選択すると、2年間の利用で月額料金が24,000円割引されます。
通常4,800円の月額料金が、3・6・9・12・15ヶ月目は無料となるため、合計で24,000円の割引となります。
割引やモニター制度がある一方で、スマホとのセット割はありません。
他社でセット割が適用できない格安SIMなどを使っている人は、5G CONNECTを検討してみましょう。
5G CONNECTがおすすめな人
- キャッシュバックよりも月額料金の安さを優先したい人
- スマホのセット割が適用されない格安SIMを使っている人
- 2年程度ホームルーターの利用を検討している人
docomo home 5Gはキャッシュバックが充実でドコモユーザーにおすすめ
公式サイト | https://gmobb.jp/service/docomo5g/ |
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月額料金 | 5,280円 |
端末代 | 73,260円(実質無料) |
最大通信速度 | ダウンロード速度:最大4.2Gbps |
対応エリア | 全国の5Gおよび4G LTEエリア |
データ制限 | 実質無制限(混雑時に速度制限の可能性あり) |
初期費用 | 3,850円 |
契約期間(違約金) | 1年以内の解約で契約解除料1,100円 |
セット割・ キャンペーン | 新規契約でdポイント15,840ポイント ドコモのスマホとセットで永年1,210円/月割引 |
docomo home 5Gの強みと特徴
- Wi-Fi 6対応で高速かつ安定した無線通信が可能
- 他社乗り換えで解約金や残債から最大22,000dポイント還元
- home 5Gプラン新規契約+専用端末購入で15,840ポイント還元
docomo home 5Gは、ドコモユーザー向けのキャッシュバックや割引が豊富なホームルーターです。
専用端末「HR01」または「HR02」を購入し、「home 5G プラン」に加入すれば5Gおよび4G LTEエリアでのインターネット接続が可能。
契約期間は1年以上で、短期利用(1年以内)での解約は1,100円発生するので注意が必要。
docomo home 5Gはお得な特典が揃っており、他社のホームルーターから乗り換えると、最大22,000円分のdポイントがもらえるキャンペーンを実施中です。
さらに、「home 5G プラン」を新規契約し、専用端末を購入すると、月額料金3ヶ月分に相当する15,840円分のdポイントもプレゼント。
またドコモのスマホを利用中の方なら、セット割引でスマホ料金が永年月額1,210円割引されるため、通信費をさらに抑えることができます。
端末料金が高額なため割引を適応させた長期利用が必要ですが、ポイントキャッシュバックやスマホセット割引を活かせばお得に利用できます。
docomo home 5Gは支払いでdポイントがもらえるため、ドコモユーザーにおすすめのホームルーターです。
docomo home 5Gがおすすめな人
- 他社から乗り換えでキャッシュバックが欲しい
- 通信費をできるだけ安くしたい
- ドコモユーザーでスマホやdカードを利用している
GMOとくとくBB WiMAXは下り最大4.2Gbpsの高速ホームルーター
公式サイト | https://gmobb.jp/wimax/ |
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月額料金 | 初月:0円 1~24ヶ月目:3,267円 25ヶ月目以降:4,807円 |
端末代金 (割引分割回数) | 27,720円(1,155円×24回払い) ⇒24ヶ月目まで毎月2,035円の割引 |
最大通信速度 | ダウンロード速度:最大約4.2Gbps |
対応エリア | 各都道府県の都市部・人口カバー率99% (4G LTEにおける2023年3月末時点の人口カバー率) |
データ制限 | 実質無制限(混雑時に速度制限の可能性あり) |
初期費用 | 無料 |
契約期間(違約金) | なし |
セット割・ キャンペーン | ・新規申込み特典:13,000円キャッシュバック ・他社解約金補填:最大40,000円キャッシュバック ・オプション加入:2,000円キャッシュバック ・au/UQ mobileスマホセット割:毎月最大1,100円割引 |
GMOとくとくBB WiMAXの強みと特徴
- 下り最大4.2Gbpsの高速通信で動画やオンラインゲームも快適
- 月間データ容量制限なしでデータ量を気にせず使える
- 契約期間・違約金なしで気軽に利用可能
GMOとくとくBB WiMAXは通信速度下り最大4.2Gbpsの高速ホームルーターで、光回線にも匹敵するレベルです。
動画視聴やオンラインゲーム、大容量ファイルのダウンロードなど、データ量の多い作業もストレスなく快適に行えます。
データ容量制限がないため月間のデータ通信量の上限を気にせず、自由にインターネットを利用できます。
ただし、短期間に大量のデータ通信を行った場合は速度制限がかかる場合があるため、過度に通信量の多い用途の場合は注意が必要です。
最短契約期間や違約金が無いのは魅力ですが、24ヶ月継続しなければ端末代金の残債が請求されます。
GMOとくとくBB WiMAXはキャッシュバックや月額料金割引など、お得なキャンペーンを頻繁に実施しています。
現在は乗り換えキャッシュバックが40,000円と大きな割引なため、初期費用や月々の料金を抑えよりお得にWiMAX +5Gを利用できます。
ホームルーターでも通信速度に妥協したくない方におすすめです。
GMOとくとくBB WiMAXがおすすめな人
- ホームルーターでも通信速度は速い方が良い
- 5Gのエリアに住んでいる人
- ゲームやテレワークでデータのやり取りが多い人
- auまたはUQ mobileのスマホを使っている人
Broad WiMAXは充実のオプションで安心して利用できる
公式サイト | https://wimax-broad.jp/ |
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月額料金 | 初月:0円 1ヶ月目以降:4,708円~ |
端末代金 | 実質無料(36回払い) |
最大通信速度 | ダウンロード速度:最大4.2Gbps |
対応エリア | 各都道府県の都市部 |
データ制限 | 実質無制限(混雑時に速度制限の可能性あり) |
初期費用 | 3,300円 |
契約期間(違約金) | なし |
セット割・ キャンペーン | ・初期費用無料キャンペーン ・au/UQmobileスマホとセットで最大1,100円割引 |
Broad WiMAX +5Gの強みと特徴
- 最大4.2Gbpsの超高速ホームルーターが利用できる
- 初期費用が安くなるキャンペーンが豊富にある
- オプションが充実でセキュリティや故障への保証も手厚い
Broad WiMAX +5Gは、高速モバイルインターネットサービスであるWiMAX +5G回線を利用したプロバイダの一つです。「料金の安さ」と「豊富なキャンペーン」に強みがあります。
月額料金は契約プランによって変動しますが、初月無料や契約料無料キャンペーンなど、初期費用を抑えたい方におススメです。
通信速度はWiMAX +5Gの回線を利用しているため、下り最大4.2Gbpsの高速通信が可能です。高画質動画やゲームにも十分な速度が出せます。
対応エリアも広く、WiMAX 2+のエリアに加えauの5G/4G LTE回線も利用できるため、幅広い場所で利用可能。
契約期間に縛りがなく短期間だけ利用したい場合にもおすすめです。
データ容量には基本的に制限はありませんが、短期間に大量のデータ通信を行った場合速度制限がかかる可能性があります。
オプションとして、端末の故障時に交換ができるサービスや、セキュリティ対策サービスなども用意されています。
5G対応エリアにお住まいの方には、おすすめのホームルーターです。
Broad WiMAXがおすすめな人
- 初期費用を抑えて高速ホームルーターを利用したい
- 保証やセキュリティなどのオプションを利用したい
- キャンペーンの多いプロバイダを使いたい
- auまたはUQ mobileのスマホを使っている人
カシモWiMAXはシンプルな料金で値上がり後の定額料金も安い
公式サイト | https://www.ka-shimo.com/wimax |
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月額料金 | 初月:1,408円 2ヶ月目以降:4,818円 |
端末代金 | 27,720円(36回) |
最大通信速度 | ダウンロード速度:最大4.2Gbps |
対応エリア | 各都道府県の都市部・実人口カバー率99%以上(2020年時点) |
データ制限 | 実質無制限(混雑時に速度制限の可能性あり) |
初期費用 | 3,300円 |
契約期間(違約金) | なし |
セット割・ キャンペーン | au、UQモバイルセットで最大1,100円割引 |
カシモWiMAXの強みと特徴
- WiMAXの5G回線の中でも定額料金が安い
- 値上がり・キャンペーン・割引が少なく料金がシンプル
- 値上がりは最初の1ヶ月のみで以降はずっと定額
カシモWiMAXは、業界最安級の料金設定とシンプルなプランが特徴のモバイルWi-Fiサービスです。
月額料金は初月が1,408円のキャンペーンを行っており、2ヶ月目以降は4,818円になってからは料金が変わりません。
契約期間の縛りがなく、解約時の違約金も発生しないため料金を他社と比較しやすいです。
端末代金の27,720円ですが、36回の分割払いを選択すると「端末分割払いサポート」により毎月の端末代金が割引され実質無料。
通信容量は無制限で、下り最大4.2Gbpsの高速通信に対応しています。 工事不要で、最短即日発送により、申し込みの翌日から利用可能です。
UQモバイルやauとのセット割引が適用され、スマートフォンの月額料金が割引される特典もあります。
オプション加入が必須ではなく、シンプルでわかりやすい料金体系が魅力です。
カシモWiMAXがおすすめな人
- 契約する会社をコロコロ変えたくない
- キャンペーンや割引の計算が面倒
- 最終的な定額料金が安い方が良い
SoftBank AirはWi-Fi7対応の最新ホームルーター端末を利用できる
公式サイト | https://ns-air.net/ |
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月額料金 | 5,368円 |
端末代 | 71,280円 月割により端末代金相当額が基本料金から割引 |
最大通信速度 | ダウンロード速度:最大2.7Gbps |
対応エリア | 全国主要都市の一部エリアから順次拡大中 5Gエリアに加えて4Gエリアでも利用可能 |
データ制限 | 実質無制限(混雑時に速度制限の可能性あり) |
初期費用 | 3,300円 |
契約期間(違約金) | なし |
セット割・ キャンペーン | ・端末代金の実質無料 ・Airターミナル6 デビュー割で-418円 |
SoftBank Airの強みと特徴
- 最新機種Airターミナル6はWi-Fi 7に対応
- ソフトバンク・ワイモバイルのスマホとセットで割引
- コンセントに挿すだけで利用開始できる手軽さ
SoftBank Airは、工事不要で自宅に設置するだけでインターネットが利用できるホームルーターです。
料金を見ると月額基本料金に加え、専用端末(Airターミナル)の機器料金も高額に見えますが、48ヶ月間418円割引になる「Airターミナル6 デビュー割」と端末代金割引があるため、実質月額は4,950円と相場並みです。
ソフトバンクエアーは利用者が多いのも特徴。当メディアで実施したアンケート調査でも、ホームルーター利用者のうち40%の人がSoftBank Airを利用している結果となりました。

利用者の「どこで契約しましたか?」は「スマートフォンキャリアの店舗」が最も多く、ソフトバンクスマホと合わせて使っているユーザーが多いのがわかります。
SoftBank Airはソフトバンクやワイモバイルのスマートフォンとセットで利用すると、スマホの月額料金が割引される「おうち割 光セット」があり、最大で-1,650円とお得。
特にソフトバンクのスマホを使っている人に、おすすめできるホームルーターです。
またオプションサービスとしてメッシュWi-Fiを提供しており、家中どこでも快適にインターネットを利用できます。
端末は選択式ですが、最新のAirターミナル6はWi-Fi7での通信が可能です。対応機種をお持ちの方におすすめのホームルーターです。
SoftBank Airがおすすめな人
- Wi-Fi 7で高速・安定のインターネットを使いたい
- ソフトバンク/ワイモバイルのセット割で契約したい
- 関連サービスをソフトバンクで統一したい
UQ WiMAX +5G ホームルーターはUQモバイルとのセット割でお得
公式サイト | https://www.uqwimax.jp/wimax/5g/home/ |
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月額料金 | 4,950円 |
端末代 | UQ WiMAXおトク割で5,940円 |
最大通信速度 | ダウンロード速度:4.2Gbps |
対応エリア | 全国のWiMAX 2+、au 4G LTE、au 5Gエリア |
データ制限 | 実質無制限(混雑時に速度制限の可能性あり) |
初期費用 | 3,300円 |
契約期間(違約金) | なし |
セット割・ キャンペーン | 「WiMAX +5G割」13ヵ月間月額682円の割引 |
UQ WiMAX +5G ホームルーターの強みと特徴
- コンセントに挿すだけでインターネットが利用可能
- UQmobile「自宅セット割」で最大1,100円の割引
- WiMAX 2+・au 4G LTE・au 5Gの3ネットワークに対応
UQ WiMAX +5Gホームルーターは、工事不要でコンセントに挿すだけで即日利用可能な高速インターネット接続サービスです。
Wi-Fi 6対応で最大2,402Mbps(Wi-Fi接続時)、LAN接続時は2.5Gbpsの高速通信が可能なうえ、複数端末接続時も安定します。
WiMAXエリアに加え、au 4G LTEやau 5Gも利用可能なため、幅広い地域で快適な通信が可能。
対応機種としてSpeed Wi-Fi HOME 5G L13やL12、WiMAX HOME 01などがあり、いずれも高速で安定した通信ができます。
WiMAX +5G割で13ヶ月間月額682円割引が適用されるため、表示金額よりも安いです。
申し込みはオンラインや店舗で行えて端末は2~3日程度で到着するため、急ぎでインターネット環境を構築したい人におすすめです。
UQ WiMAX +5G ホームルーターがおすすめな人
- 動画視聴やオンラインゲームなどに高速回線を使いたい
- 引っ越しが多く工事費を負担したくない
- UQmobileを利用していてセット割を適用したい
Rakuten Turboは楽天モバイルとセット利用で楽天ポイントが7倍になる
公式サイト | https://network.mobile.rakuten.co.jp/internet/turbo/ |
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月額料金 | 4,840円 |
端末代 | 製品代実質0円キャンペーン開催中 |
最大通信速度 | ダウンロード速度:2.14Gbps |
対応エリア | 全国(カバー率98%) |
データ制限 | 実質無制限(混雑時に速度制限の可能性あり) |
初期費用 | 3,300円 |
契約期間(違約金) | なし |
セット割・ キャンペーン | ・楽天モバイルとセットで永年毎月1,000ポイントもらえる ・製品代実質0円キャンペーン |
Rakuten Turboの強みと特徴
- 楽天ポイントの利用・還元が可能
- データ容量無制限でたっぷり使える
- Wi-Fi 6対応で高速かつ安定した無線通信
Rakuten Turboは、楽天モバイルとセットに使えば、楽天ポイントが7倍になるお得なサービスです。
楽天モバイルとのセット割なら、永年毎月1,000ポイントの楽天ポイントがもらえます。
楽天ポイントを楽天モバイルの支払いに充てれば、実質スマホ代0円となりお得です。
さらに、ホームルーター端末代を48回払いの契約、48ヶ月利用を条件に分割金が毎月プラン料金から差し引かれ、端末代が実質0円になるキャンペーンも実施中です。
楽天モバイルを利用している方や、長期利用を考えている方に最適なプランです。
またホームルーターは工事不要でコンセントに挿すだけで高速インターネットが利用可能です。
5G Sub6および4G LTEに対応しWi-Fi 6をサポートしているため、複数のデバイスを同時に接続しても安定した通信が可能。
特典で受けた楽天ポイントは、Rakuten Turboや楽天モバイルの月額料金の支払いに充てることができる点も特徴です。
楽天市場での買い物時にポイント倍率がアップする特典もあり、楽天経済圏を頻繁に利用するユーザーにおすすめです。
契約期間の縛りや解約時の違約金がないため、柔軟に利用できる点も魅力な楽天ユーザーのためのホームルーターです。
Rakuten Turboがおすすめな人
- 楽天モバイルを利用している
- 楽天経済圏を頻繁に活用している
- 引っ越しが多く光回線工事を負担したくない
- 動画視聴やオンラインゲームなど大容量通信をよく行う
ホームルーターがおすすめなのはこんな人!コンセントに挿すだけでWiFi環境が整う

自宅用のインターネット回線を探している場合、以下の4つのどれかに当てはまる人には、ホームルーターがおすすめです。
- 工事不要で少しでも早くインターネット環境を整えたい
- スマホのテザリングでは速度や安定性に不満がある
- 光回線ほど高速な回線は必要なく安く済ませたい
- 初期費用や契約の縛りを避けたい
ホームルーターは家のコンセントに挿してすぐに使える手軽さがメリットですが、自宅へ回線を引き込む固定回線に比べると、通信速度が安定しづらいという注意点もあります。
それぞれのホームルーターをおすすめしたい理由について、詳しく説明します。
工事不要ですぐにでもネット環境を整えたい
ホームルーターは、工事を必要とせずに自宅のコンセントに繋いで置くだけでWiFi環境を構築できるため、特に賃貸住宅や短期間の利用を想定している人におすすめです。
従来の固定回線では配線工事や設置費用がかかる場合が多いですが、ホームルーターはモバイル通信を利用し、電源とSIMカードを挿入するだけで即日利用可能。
場所を選ばず持ち運びができるため、工事して回線を引き込む必要がある固定回線に比べて、引っ越し時の手間かかりません。
工事不要でインターネット環境を整えたい人や、光回線の開通まで時間がかかる状況の人にもおすすめです。
スマホのテザリングのみでは速度や安定性に不満がある
スマホのテザリングは、速度や安定性に不満がある方にはホームルーターがおすすめです。
ホームルーターは複数のデバイスを同時に快適に接続できる設計のため、家庭内でのインターネット環境はテザリングよりも向上します。
比較項目 | テザリング | ホームルーター |
---|---|---|
速度 | スマホの通信速度に依存 | 高速な専用回線を利用可能 |
安定性 | 接続が不安定になりやすい | 安定した接続を提供 |
接続デバイス数 | 限定的(通常5台程度) | 多数のデバイスを同時接続可能 |
バッテリー依存 | スマホのバッテリーを使用 | 常時電源供給が必要 |
セキュリティ | スマホのセキュリティに依存 | 専用機器で高度なセキュリティ対策 |
設置の簡便さ | 簡単に開始可能 | 設置に若干の設定が必要 |
コスト | (データプランのみ) | 追加費用なし4,000円前後の月額料金が発生 |
バッテリー切れの心配がなく、長時間安定した接続を維持できる点もテザリングより優れています。
スマホよりもセキュリティ対策が充実しており、安全にインターネットの利用が可能。
動画視聴やオンラインゲームなど高帯域幅を必要とする用途にも適しており、通信速度もスマホ回線より速いです。
ある程度通信速度や安定性を必要とするなら、ホームルーターを利用しましょう。
通信速度の安定よりも月額料金の安さを重視したい
ホームルーターは、月額料金や初期費用のコストを抑えたい方におすすめです。
初期費用が光回線に比べて安く、工事費用が不要なので出費を抑えられます。
月々の利用料金も手頃で、必要な時だけ契約できる柔軟なプランが揃っています。
長期契約の縛りがないため、解約料や契約解除のタイミングを気にする必要もありません。
実際に当メディア実施したアンケート調査で、「現在利用しているインターネット回線を選んだ理由を教えてください。」の回答を、ホームルーターと光回線の利用者別で集計すると以下のようになりました。

項目 | ホームルーター利用者の回答 | 光回線利用者の回答 |
---|---|---|
月額料金が安い | 20.47% | 16.18% |
初期費用が安い (工事費や手数料) | 14.62% | 9.13% |
契約手続きが簡単 | 14.62% | 7.16% |
通信接続が安定している | 11.11% | 15.35% |
セット割で料金がお得 | 10.53% | 15.04% |
キャンペーンやキャッシュバックが充実 | 9.94% | 10.58% |
通信速度が早い | 9.36% | 11.41% |
信頼性がある | 5.85% | 8.30% |
サポートが充実している | 1.75% | 4.36% |
その他 | 1.75% | 2.49% |
ホームルーターを選ぶ理由として、光回線との差が大きかったのが「月額料金が安い」「初期費用が安い」「契約手続きが簡単」の3つです。
月額料金の平均は3,000〜4,000円ほどで、ホームルーターは光回線よりもリーズナブルな金額で利用できるのがメリット。
スマートフォン回線と同じ仕組みでインターネットを利用するため、利用開始時には工事をするといった手間もなく、コンセントに挿すだけですぐに使える特徴があります。
一方で光回線を選んだ人の回答の中で、ホームルーター利用者との差が大きかったのは「通信接続が安定している」「セット割で料金がお得」の2つ。
月額料金が高めで利用開始時には工事をする必要がありますが、光回線はホームルーターより安定した通信接続を求める人に向いているのがわかります。
また光回線は電話・電力会社・ガス会社といった、日常生活に必須なサービスとのセット割も充実しています。
引っ越しなどのタイミングで、インターネット回線以外にも生活インフラを整える場合は、光回線も検討してみましょう。
ホームルーターがおすすめな人
- 月額料金を抑えて少しでも安くインターネットを利用したい
- 初期費用を抑えてインターネット利用を開始したい
- 工事の手間なしですぐにWi-Fi環境を整えたい
光回線がおすすめな人
- より安定した通信環境を整えたい
- 電話・電力会社・ガス会社などもまとめてセット割を受けたい
- 新規入会で高額なキャッシュバックがあるサービスを選びたい
初期費用を抑えつつ契約期間の縛りを避けて利用したい
ホームルーターは初期費用が抑えられ長期契約の縛りがないため、複雑な契約内容が苦手な方におすすめです。
サービス | 初期費用 | 契約の縛り |
---|---|---|
ホームルーター | 低〜中:デバイス購入費用 (数千円~数万円) 初期設定費用 | 短期契約が可能:月単位や1年未満の契約が多く、解約時の縛りが少ない |
光回線 | 高:設置工事費用(数万円〜) 機器レンタル費用が別途必要な場合あり | 長期契約が一般的:通常2年~3年契約、解約時に違約金が発生することが多い |
スマートフォン | 中:端末購入費用(数万円〜) プランによっては初期設定費用 | 中期契約が一般的:通常2年契約、解約時に端末代金の一部または全額が必要になる場合あり |
従来の固定回線と比較して導入時の高額な設置費用が不要なため、初期投資を抑えられます。
また契約期間の縛りがないため、ライフスタイルやニーズの変化に応じていつでもプランの変更や解約が可能。
解約や乗り換えをする際の無駄な費用や、不必要なに手間がかかるストレスを避けられます。
短期間のみ利用したい方や、引っ越しなどで環境が変わる可能性がある方には、ホームルーターが適しています。
ホームルーターはどんな時に使うの?自宅用回線として手軽で通信速度も快適
ホームルーターは、自宅で安定したインターネット環境を手軽に構築したいときに最適な端末です。
ホームルーターには主に、以下のような特徴があります。
特徴 | 説明 |
---|---|
簡単設定 | 専用アプリで数分でセットアップ完了。工事不要。 |
高い携帯性 | コンパクトなサイズで持ち運びが容易。 |
コストパフォーマンス | 初期費用や月額料金が低価格。 |
柔軟な契約プラン | 利用状況に応じたプラン選択が可能。 |
例えば引っ越した後でも、インターネット回線工事が不要なためすぐにインターネットを利用できます。短期間の赴任や、進学で初めて一人暮らしをするといったシチュエーションでも便利です。
固定回線の導入が難しい山間部など、光回線のインフラが整備されていない地域でもホームルーターなら安定した通信が可能。
在宅ワークやオンライン学習程度であれば通信速度も十分で、ビデオ会議やオンライン授業がストレスなく行えます。
スマートフォン、タブレットなど、複数のデバイスを同時に快適に接続できるため、自宅で利用する端末はSIM契約せずにホームルーター1台でインターネットに繋げます。
ホームルーターは手軽さと通信速度のバランスが良く、動画を見るくらいの作業であれば光回線よりも安くインターネットを利用できる可能性があります。
固定回線に縛られず、自分のニーズに合わせてインターネット環境を整えたい方に特におすすめです。
ホームルーター(置くだけWiFi)の選び方は?後悔しないための5つのコツ
ホームルーター(置くだけWiFi)選びで失敗しないためのコツは、主に以下の5つがあります。
- 対応エリア・電波状況を確認する
- 通信速度や制限を比較する
- 料金・キャンペーンを確認する
- サポート体制や評判を確認する
- ルーター端末の性能を確認する
初めてホームルーターを契約する人でも迷わないように、それぞれの選び方を詳しく説明します。
対応エリアを確認!高層ビルや障害物が多い場所だと電波が届きづらいことも
ホームルーター(置くだけWiFi)を選ぶ際、対応エリアや電波状況を確認するのはスムーズな通信を確保する上で重要です。
周辺の電波環境が整っていなければ契約後に「思ったより遅い」「接続が不安定」という状況に陥り、解約料や端末代金の残債の支払いが負担になります。
ホームルーターは光回線のような有線接続ではなくモバイル回線(4G/5G)を利用するため、地域や建物の構造によって電波強度や通信速度が大きく変動します。
具体的には、以下のポイントを確認してください。
- ご自宅がサービス提供エリアマップに入っているか公式サイトでチェックする
- お住まいの地域の周辺利用者の口コミをSNSや掲示板から参考にする
- 無料お試し期間があれば活用して速度や安定性を実際に試す
例えば高層ビル内やコンクリート壁の多い住宅、地下や周辺に障害物が多い場所では電波が届きづらく、通信速度が低下する可能性があります。
サービス提供会社によって対応エリアは異なり、あなたの住むエリアが高速通信に対応しているかどうかで、利用満足度は大きく左右されます。
対応エリアや電波状況を事前に把握して、失敗のリスクを減らして契約しましょう。
必要な通信速度は動画視聴やテレワークなどの用途で異なる
ホームルーター(置くだけWiFi)は、適当に選ぶと「思ったより速度が出ない」「データ上限にすぐ達してしまう」といった不満が生じる可能性があります。
通信速度や利用可能なデータ量の制限は必ず比較してください。
4G・5Gと名前がついていますが、実際に出ている通信速度は遅い傾向です。「みんなのネット回線速度」などで利用予定のサービスの実際の速度を確認しておきましょう。
通信速度は動画視聴やオンラインゲーム、テレワークなど、利用用途によって求められる水準が異なります。各用途に必要な通信速度は以下を参考にしてください。

用途 | 推奨通信速度 | 主な理由 |
---|---|---|
メール・LINE | 1〜5Mbps | テキスト中心のため必要最低限で問題なし |
Webサイト閲覧 | 1〜10Mbps | テキスト中心のため必要最低限で問題なし 画像や動画が多いサイトでも5Mbps以上あれば十分 |
SNS閲覧 | 5〜10Mbps | テキスト中心の場合は5Mbps以内で十分 TikTokやインスタリールなど動画の場合は10Mbps以上あるとより安定 |
テレワーク(ビデオ会議) | 5〜10Mbps | 高画質な映像と音声を維持するため |
動画視聴(1080p・720p・480p) | 5〜10 Mbps | 高解像度の映像を滑らかに再生するため |
オンラインゲーム(アクション) | 3〜6Mbps | リアルタイム通信が重要だが、FPSほどの速度は不要 |
動画視聴(4K) | 30〜50Mbps | 大容量データを安定してストリーミングするため |
オンラインゲーム(FPS) | 100Mbps〜 | 低遅延でリアルタイムのデータ通信が必要なため |
通信速度はルーター本体の性能だけでなく、使用する回線の種類(4G/5G)や提供エリア、時間帯の混雑状況にも左右されます。
データ制限や速度制限は、4K動画視聴やファイルダウンロードを行うユーザーにとって致命的なボトルネックになりえます。
利用できる「月間データ量」や「制限後の速度」をチェックして、あなたの利用パターンに合致するプランを見極めましょう。
各ホームルーターの月額料金とセット割の内容を確認する
ホームルーター(置くだけWiFi)を選ぶ際には、料金やセット割の内容を確認しましょう。
料金に関する比較するべきポイントは以下です。
- 割引前の月額料金
- 端末料金と端末代割引
- 最低契約期間と違約金
- キャッシュバック
- スマホセット割
- 初回契約で数ヶ月~1年割引
- ポイント付与
各社の料金は、これらの組み合わせで実際に支払う月額料金や2〜3年で支払う総額が比較しにくくなっています。
料金を比較するなら3年間で支払う総額の計算がおすすめ。3年あればほとんどの場合、割引や端末料金の割賦を支払い切っているため各社同じ条件で比較できます。
また各ホームルーターには、スマホとセットで利用すると割引が適用されるサービスも多数あります。
利用中のスマホキャリアに合わせて選ぶ、おすすめのホームルーターは以下を参考にしてください。

対象キャリア | セット割対象の ホームルーター | 割引内容 |
---|---|---|
ドコモ | ・docomo home 5G | ・ドコモのスマホとセットでスマホ料金が毎月最大1,100円割引 |
ソフトバンク・ ワイモバイル | ・SoftBank Air ・モバレコAir | ・ソフトバンクのスマホとセットでスマホ料金が毎月最大1,100円割引 ・ワイモバイルのスマホとセットでスマホ料金が毎月最大1,650円割引 |
au・ UQmobile | ・WiMAX系プロバイダ全般 | ・auもしくはUQmobileのスマホとセットでスマホ料金が毎月最大1,100円割引 |
楽天モバイル | ・Rakuten Turbo | 楽天モバイルとセットで楽天市場でポイント毎日7倍 |
mineo | ・GMOとくとくBBホームWi-Fi | データ容量最大6ヶ月間一律10GB増量 |
例えばdocomo home 5Gの場合、家族全員のドコモスマホの料金が最大1,100円割引になります。
割引は離れて住んでいる家族でも、最大20回線まで適用できるのがメリット。
家族間でスマホキャリアを合わせて、ファミリー割を活用すると割引を受け続けられます。
短期的な各種割引やキャッシュバックだけでなく、長期的にお得になるように料金や契約内容を確認してください。
サポート体制も重要!店舗でサポートを受けられるルーターもある
万一トラブルが発生した際に迅速な対応をしてもらうには、サポート体制や評判を確認するのが重要です。
通信トラブルや接続不良、速度低下などの問題が起きた場合、自力で解決するのは難しい場合もあります。
カスタマーサポートが充実していれば、電話やチャットでの相談、交換対応や返金対応など柔軟なサポートを受けられます。
サポートの良し悪しは以下の4つの点に注意してみましょう。
- 問い合わせ窓口の有無(電話・チャットなど)
- 対応時間帯(夜間・休日対応の有無)
- 修理・交換・返金ポリシー
- 利用者の口コミ評価(SNS・レビューサイト)
例えばYamada Air Mobile WiMAX +5Gに契約すると、お近くにヤマダデンキの店舗があれば持ち込みでサポートを受けられます。
XやGoogleマップで他の利用者の口コミや評判を調べれば、サポートの質や担当者の対応スピード、利用開始後の実態が把握できます。
信頼性のある企業は問題が起きた場合でも、誠実に対応してくれることが多いためおすすめです。
ホームルーター端末の性能や対応しているWi-Fi規格を確認する
ホームルーターを選ぶ際は、ルーター端末の性能を確認してください。
各社が提供する端末には違いがあります。利用できるWi-Fiの規格が違えば、通信速度にも直接影響が出ます。
同時接続台数や対応する周波数帯によって、用途に合うかどうかも決まるため確認が欠かせません。
性能をチェックする時は以下の5つの項目に注意してください。
- 最大通信速度(下り/上り)
- 同時接続可能台数
- 対応Wi-Fi規格(Wi-Fi 5、Wi-Fi 6など)
- 2.4GHz/5GHz両周波数対応
- メーカー・ブランドの信頼性
高性能な端末であれば、動画ストリーミングやオンラインゲームをスムーズに楽しめて、仕事でのデータ送受信やオンライン会議も安定します。
また、新しくて性能が高い端末なら長期的に利用できるため経済的にもお得です。
端末性能を見極めることで、利用シーンに合った最適なホームルーターを選びましょう。
ホームルーター(置くだけWiFi)のメリットは?工事不要で届いた日から自宅で使える!
ネット回線をホームルーター(置くだけWiFi)にするメリットは、主に以下の4つです。
- コンセントに挿すだけですぐに使える
- 持ち運びがしやすく引っ越しの時も手間が少ない
- 安価でストレスなく動画を見られる速度が出る
- 複雑な料金プランや割引設定が無いから安心して使える
自宅用にホームルーターでWi-Fi環境を整えるそれぞれのメリットについて、詳しく説明します。
自宅のコンセントに挿すだけですぐに使える
ホームルーターはコンセントに挿して置くだけですぐにインターネット接続が可能で、設置が簡単です。
光回線は工事が必要で時間と手間がかかります。また、スマホのテザリングは設定が必要でバッテリー消耗が早くなります。
特徴 | ホームルーター | 光回線 | スマホテザリング |
---|---|---|---|
設置の簡単さ | コンセントに挿すだけ | 工事が必要 | デバイス設定が必要 |
即時利用 | すぐに利用可能 | 工事完了まで待つ必要あり | 接続に時間がかかる場合あり |
安定性 | 高い | 非常に高い | 低い |
このように、ホームルーターは手軽さと即時利用ができる点で優れているため、素早く安定したインターネット環境が作れます。
持ち運びしやすいため引っ越しの時も手間が少ない
ホームルーターの特徴の一つは、持ち運びのしやすさです。
光回線は固定された設置が必要で、引っ越しの際には新しい住所地での再契約や工事が必要な場合も多く時間と手間がかかります。
また、スマホのテザリングではバッテリーの消耗が早く、長時間の安定した接続が難しい場合があります。
ホームルーターはコンパクトで軽量な設計が多く、簡単に持ち運び可能。引っ越し先でも数分でセットアップが完了し、すぐにインターネット環境を整えられます。
電源とSIMカードさえあれば場所を選ばず使用できるため、新居でのネット環境構築がスムーズです。
ホームルーターは引っ越し時の煩わしさを軽減してくれます。
動画視聴も快適な通信速度で通信できる
ホームルーターは低コストながら、日常生活に十分な速度の通信ができます。
動画視聴をストレスフリーに楽しむ程度なら問題ありません。
人気ホームルーターの平均ダウンロード速度ランキング
順位 | 回線名 | 平均ダウンロード速度 |
---|---|---|
1 | ドコモ home 5G | 197.39Mbps |
2 | Speed Wi-Fi HOME 5G L12 | 168.41Mbps |
3 | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | 164.63Mbps |
4 | Speed Wi-Fi HOME 5G L11 | 161.6Mbps |
5 | WiMAX HOME 01 | 94.27Mbps |
(参考:みんなのネット回線速度)
最新のホームルーターはデータ転送速度が向上していて、混雑時でなければ4Kや高解像度動画もスムーズに再生可能。
バッファリングや画質の低下といった煩わしい問題を避け、途切れなく映画やドラマ、オンラインコンテンツを楽しめます。
複数のデバイスが同時に接続しても安定した速度を維持するため、家族全員が快適にインターネットを利用できます。
仕事やゲームなどで高速な回線を必要としないのであれば、ホームルーターの通信速度で困ることはありません。
複雑な料金プランや割引設定なしで安心して使える
ホームルーターの料金体系はシンプルで複雑なプランや割引設定が少ないため、ユーザーは料金面での不安を抱えずに利用できます。
以下は、docomo home 5Gのシンプルでわかりやすい料金プランと初期費用です。
項目 | 内容 |
---|---|
サービス名 | docomo home 5G |
月額料金 | 5,280円(税込) |
データ容量 | 実質無制限 |
契約期間 | なし(解約違約金なし) |
特典・割引 | なし(シンプルな定額制) |
初期費用 | 事務手数料:3,300円(税込) |
端末代金 | 一括払い:39,600円(税込)/分割36回:1,100円(税込)×36回(割引なし) |
煩雑な契約条件や追加費用の心配がなく、月々の固定料金で予算管理が容易です。
透明性の高い料金設定により、契約時や利用中に予期せぬ費用が発生するリスクを排除。初心者でも分かりやすく、信頼して長期間利用できる環境が整っています。
ホームルーターなら技術や料金の仕組みに詳しくない方でも安心して環境に合ったものを選べます。
ホームルーターのデメリットは?通信速度を求める人には向いていない
ホームルーターのデメリットは、主に以下の3つです。
- 光回線ほどの速度は出ない
- 設置場所やエリアによって電波の強弱がある
- 通信料に上限や制限がある場合が多い
ホームルーターは工事なしで手軽に利用開始できるのがメリットですが、通信速度や安定度にやや懸念があるのが注意点です。通信の安定性を求める人には、光回線の方が向いている可能性もあります。
契約前に知っておきたいそれぞれのデメリットについて、詳しく解説していきます。
光回線ほどの通信速度は出ない!データ通信量が多いとストレスを感じることも
ホームルーターは無線通信を使う性質上、光回線よりも通信速度が遅くなりがちです。
光ファイバーを利用した固定回線のほうが、動画視聴や大容量ファイルのダウンロードなどでストレスを感じにくいです。
ホームルーターは周囲の電波干渉や建物内の障害物、利用者が増加する時間帯などの要因によって速度が不安定になりやすく、思った以上のパフォーマンスを得られない場合もあります。
家族で複数人が高画質ストリーミング動画視聴やオンラインゲームをする場合など、高速な通信が必要な用途ではいつでも快適に利用できるとは限りません。
設置場所やエリアによっては電波の強弱がある
ホームルーターは設置場所や利用しているエリアの環境により、受信できる電波強度が左右される点がデメリットです。
例えば建物の構造や壁の厚みや周囲に存在する障害物、近隣で使用されている他の電波機器との干渉などの要因が影響を及ぼします。
同じ機種を用いても窓際に設置した場合と部屋の奥まった場所に配置した場合では、通信速度や接続の安定性が大きく異なります。
地域によっては契約中の通信事業者が十分な基地局や設備を備えていないため、特定の場所では期待する通信品質に届かないケースも考えられます。
このような電波状態の違いは利用者が意図したパフォーマンスを安定して得られない原因になります。
特に建物内部ではわずかな配置変化でも通信の安定度に差ができて、ユーザー側が自由に最適な場所を選べない場合もあります。
大量のデータ通信を行うと制限がかかる場合がある
多くのホームルーターでは、月々のデータ通信量に上限が設けられたり、一定量を超えると通信速度が低下する制限が存在します。
大容量の動画視聴やオンラインゲーム、テレワークでの大量ファイル送受信などが日常的に行われる場合、上限によってスムーズな利用が困難になる場合もあります。
制限データ量を意識せずに利用していると、予想以上に早く通信制限に達し極端に遅い速度でしかアクセスできなくなります。
決められた通信量を逐一確認する手間も増え、思い通りに使い続けるためには常に利用状況を気にしなければなりません。
高速な通信を必要とする用途で使う場合には、制限がかかってしまう場合があるため注意しましょう。
ホームルーターはレンタルも使える?光回線の開通まで短期利用ができるサービス
光回線を自宅に導入する際、開通工事までの期間は数日から場合によっては数週間かかることもあります。その間インターネットが使えない状態が続くのは不便です。
そんな時に役立つのが、「ホームルーターの短期レンタルサービス」です。数日から数週間の短期でレンタルできるホームルーターを一覧表にしました。
サービス名 | レンタル期間 | 月額料金(税込) | データ容量 |
---|---|---|---|
おきらくホームWi-Fi | 1ヶ月単位 | 4,950円 | 無制限 |
WiFiレンタルどっとこむ | 1日単位 | 496円~/日 | 無制限 |
縛られないWiFi | 1ヶ月単位 | 4,950円 | 無制限 |
これらのレンタルサービスは、解約時の違約金や端末料金がなくいつでも解約できます。
特にWiFiレンタルどっとこむは1日単位の短期間から利用可能。
また、おきらくホームWi-Fiでは、「14日間お試しキャンペーン」も実施中です。
注意点としては契約タイプのホームルーターの場合、事務手数料が3,300円かかることを覚えておきましょう。
それでも端末料金が無料なら、短期の場合はレンタルの方がお得です。
ホームルーターの申し込みから利用までの手順は?工事不要で端末をコンセントへ繋ぐだけ
ホームルーターの契約から利用できるまでの手順は以下の4つです。
- オンラインや店頭で申し込んで契約
- 郵送または店頭でホームルーターの受け取り
- 電波の入りやすい場所に置いてコンセントに接続
- 本体や付属書類に記載のSSIDとパスワードで接続
光回線と違って工事が不要なため、申し込みから即日で端末が届いて利用できる場合もあります。
それぞれの手順を詳しく説明します。
公式サイトの申し込みフォームより契約
まずは申し込み前に提供エリア内で利用可能か、公式サイトや問い合わせ窓口で確認します。
必ずプラン内容や月額料金、違約金などの条件を事前に確認しましょう。
店頭申し込みの場合は、必要書類(身分証明書、支払い方法に応じたクレジットカードなど)を忘れずに準備してください。
オンライン申し込みの場合は、次の流れで行います。
- 公式サイトへアクセスし、プランやキャンペーン内容を比較・検討
- 対応エリアかを確認後、申込みフォームへ必要事項(氏名、住所、連絡先、支払方法)を入力
- 利用規約やプラン詳細を再度確認し、問題なければ手続きを確定
店頭申し込みの場合も同様ですが、思いつく限りの質問を用意して可能であればスタッフと直接話してみてください。疑問点や不安な点はその場で質問し、納得したうえで契約を行いましょう。
特にキャンペーン適用条件や解約時のルールなど、後からトラブルになりやすい項目は念入りに確認すれば、不要な出費を抑えられます。
郵送もしくは店頭でホームルーターを受け取り
ホームルーターは郵送か店頭で受け取りますが、方法によって注意点が異なります。
郵送の場合は配達日時を指定できるなら、確実に在宅できる時間帯を選んでおきましょう。高額な商品なので置き配ができない場合が多いです。
不在で再配達を依頼すると利用開始が遅れる可能性があります。
店頭受け取りの場合は、契約情報や身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)を提示する必要があるため、あらかじめ必要書類を揃えておいてください。
受け取ったら同梱品の有無をチェックし、本体や電源アダプター、取扱説明書など必要なものが全て揃っているか確認してください。もし機器に傷や汚れがある場合は、早めに問い合わせましょう。
レンタルやお試し利用の場合、箱や説明書などが破損するだけでも数百円~数千円の費用がかかるため丁寧に扱いましょう。
部屋の電波の入りやすい場所へ置いてコンセントに接続
ホームルーターは電波が強く入りやすい場所に設置しましょう。
窓際や障害物の少ない部屋の中央などが理想的です。設置場所によって通信速度や安定性が大きく変わるため、可能であれば複数箇所を試して最も快適な位置を見つけてください。
以下は、設置時に意識したいポイントです。
- 窓際や高い位置、周囲に大きな金属製家具や家電がない場所を選ぶ
- 複数箇所で速度計測を行い安定して速いエリアに設置
- ケーブル類は説明書に従い正しく接続
- 本体は安定した場所に置き振動や衝撃を避ける
コンセントに挿す前に、付属の説明書でケーブルやアダプターの正しい接続方法の確認も重要です。
無理な力で挿入すると機器やコンセントを傷める原因になります。ルーター本体を子供やペットの手が届かない場所に置いて、抜けや破損のリスクを防いでください。
本体や付属書類に記載されているSSIDとパスワードで接続
接続が完了したら、利用するデバイスとホームルーターを接続します。
本体や付属書類に記載されているSSIDとパスワードを確認して、接続したい端末(スマホやPCなど)のWi-Fi設定画面から入力して設定します。
このとき、以下の点に注意しましょう。
- SSIDとパスワードは紛失や盗み見を防ぎ大切に保管
- パスワードを変更すればセキュリティを強化可能
- 同じルーターから異なる周波数帯(2.4GHz・5GHz)が発生しているため用途に分けて接続
- 一度接続すればその後は自動接続されますがSSIDとパスワードは忘れないように保管
周波数帯の違いは以下を参考にしてください。
特徴 | 2.4GHz帯 | 5GHz帯 |
---|---|---|
通信速度 | 低速だが一般利用に十分 | 高速で大容量通信に適する |
到達距離 | 遠くまで届き障害物に強い | 到達距離が短く障害物に弱い |
電波干渉 | 他機器と干渉しやすく混雑しやすい | 干渉が少なく安定した通信が可能 |
対応機器 | 多くの機器が対応している | 新しい機器が主に対応している |
例えば、ホームルーター設置場所と違う階で使うなら2.4GHz帯、PCで仕事をしたり動画を見るならルーターに近い場所に設置して5GHz帯を使うと効率の良い通信ができます。
工事なしだから最短即日での利用開始も可能
ホームルーターが多くの人に支持される理由の一つが「工事不要」という点です。
光回線の場合、専門スタッフによる宅内配線工事が必要で申し込みから実際の工事まで1ヶ月以上待つこともあります。
ホームルーターなら店舗で申し込んでその日のうちに端末を受け取ったり、オンラインで契約してすぐに郵送受け取りも可能。コンセントにつなぐだけでインターネット環境が整います。
引っ越し直後や急にネット回線が必要になった場合でも、最短で即日の利用開始ができます。
工事による室内外への傷や騒音の心配もなく、トラブル対応や再訪問といった煩わしさもほとんどありません。
ホームルーター(置くだけWiFi)は無制限で利用できる?大量の通信は速度制限がかかる
ホームルーター(置くだけWiFi)は基本的に「通信量無制限」のサービスが多く、一見すると毎月いくら使っても快適な通信速度が続くように感じられます。
しかし、実際には状況によって速度が制限される場合があります。その原因の多くは「混雑」や「ピークタイム」です。
ホームルーターはモバイル回線を利用するため、同じエリア内の利用者が増えると回線が混み合い、通信速度が低下します。
特に、夜間の動画視聴やオンラインゲームが集中する時間帯は速度低下が顕著で「実質的な速度制限」に感じられますが、正式な上限量による規制ではなく回線容量の問題です。
システム以外で通信速度が遅くなる原因は以下です。
- 利用者が増加する夜間や休日のピークタイム
- 建物や環境による電波減衰
- ルーター本体の設置場所が不適切な場合
設置場所やルーターの機種を工夫したり、回線提供会社が混雑軽減のための設備増強を行えば、状況が改善される場合もあります。
ホームルーターは「無制限」に近い形で使えますが、回線状況や時間帯によっては速度低下が避けられません。
この点を理解した上で、レンタルやお試しも使ってホームルーターを検討してください。
ホームルーターの実質速度は約100Mbpsほど!スマホと同じモバイル回線の電波で通信している
ホームルーターは、スマホでおなじみのモバイル回線(4Gや5G)の電波を利用してインターネット接続を提供します。
理論上は4Gbps以上の速度が出るという製品もありますが、実際には利用環境や時間帯によって速度は大きく変動します。
日常的な利用シーンでは下り速度が約100Mbps程度になることが多く、これは動画視聴やウェブブラウジング、オンライン会議など、一般的な用途に十分対応可能な水準です。
以下は、ホームルーターの下り速度と利用イメージの目安例です。
下り速度目安 | 利用イメージ |
---|---|
約20~50Mbps | ウェブ閲覧やSNS利用、音楽ストリーミング |
約50~100Mbps | HD動画の再生、ビデオ会議などの映像通信 |
約100Mbps以上 | 4K動画視聴、複数台同時接続、オンラインゲーム |
重いデータのやり取りになるとストレスを感じる場合もあるかもしれませんが、基本的な生活では気にならない速度が出ます。
ただし、設置場所や周囲の電波状況・お住まいのエリアによって速度は変化するため、電波状態の良い場所に置くなどの工夫をするとより安定したネット接続を確保できます。
ホームルーターと他の回線タイプの違いは?光回線・スマホ回線・ポケット型Wi-Fiと比較
「ホームルーター使うなら、スマホのテザリングでいいのでは?」と思った方のために、ホームルーターとその他の回線の違いをご説明します。
- 光回線との違い
- スマホ回線(テザリング)との違い
- ポケット型Wi-Fiとの違い
以上3つに分けて解説するので、比較してみてください。
光回線との違いは通信速度と利用までの手間
比較項目 | ホームルーター | 光回線 |
---|---|---|
通信速度 | 一般的な利用に十分な速度(最大100Mbps程度) | 非常に高速(最大1Gbps以上) |
料金 | 月額料金が安価(5千円程度) | 月額料金が高め(6,000円~7,000円) |
設置 | 工事無しで設置可能。持ち運びも容易 | 専門業者による工事が必要 |
契約期間 | 短期契約や解約が柔軟 | 長期契約が一般的(2年~5年) |
安定性 | 電波状況や使用環境により速度や接続が変動することがある | 非常に安定しており、常時高速インターネットが利用可能 |
ホームルーターは光回線よりも手頃な価格でインターネット接続が可能。初期費用や月々の料金も低く抑えられます。
設置が簡単で引っ越しの際も簡単に持ち運びができる点が光回線よりも優れています。
速度では劣りますが、日常的なウェブ閲覧や動画視聴、SNSの利用など一般的な用途には十分な速度と安定性があります。
必要最低限のインターネット環境を低コストで実現したい方には、ホームルーターがおすすめです。
費用が多少高くなっても通信の安定や速度を重視したい人は、光回線の契約も検討してみましょう。
スマホ回線との違いは電源コンセントを必要としているか
ホームルーターとスマホによるテザリングの大きな違いは、電源供給と設置環境の最適化にあります。
テザリングとは特定のデバイスとスマホを接続して、スマホが受け取る電波回線を共有してネットに接続する仕組みです。
スマートフォンはバッテリー駆動であり外出中や移動時に利用できる反面、通信環境が不安定になることも少なくありません。充電切れのリスクや、通話・テザリングによるバッテリー消費が懸念点となります。
一方、ホームルーターは電源コンセントに挿すだけで稼働し、安定した給電が可能。電波状況が良い場所に設置すれば通信品質が向上します。
項目 | スマホ回線 | ホームルーター |
---|---|---|
電源供給 | バッテリー依存 | コンセント接続で安定 |
設置環境 | 携帯性重視 | 固定設置で最適化可能 |
家族が同時にインターネットを利用しても安定した通信ができ、オンライン会議や動画視聴も快適です。
ホームルーターは家庭内の安定・快適な通信環境を重視したい場合にスマホ回線のテザリングより適しています。
ポケット型Wi-Fiとの違いは屋外へ持ち運んで使えるか
ホームルーターは据え置き型で持ち運び可能ではありますが、基本は屋内に設置することを前提とした通信機器です。
その代わりコンセント電源を利用できるため、安定性や通信速度が比較的高めで家族や複数台の機器での同時利用にも向いています。
ポケット型Wi-Fiはバッテリー駆動で小型軽量のため、以下のようなメリットがあります。
- バッテリー内蔵で電源不要
- 小型で軽量なためカバンに入れて気軽に持ち運べる
- 外出先でも端末を起動すればすぐ接続可能
ただし、高速通信や同時接続には向きません。
両者は似たようなモバイル回線を用いるものの、利用シーンや利便性が異なります。
外出時に常にインターネット環境を確保したい場合はポケット型Wi-Fi、自宅中心で安定した高速通信をする場合の屋内利用ならホームルーターが適しています。
利用環境や用途に合わせて選びましょう。
ホームルーターの契約時に必要な初期費用と解約する時の負担
ホームルーターを契約する際には、初期費用として契約事務手数料や端末購入代金などが発生します。条件によっては解約時にも負担が生じるため注意しましょう。
下記は初期費用と解約時費用の一例です。
初期費用例
- 契約事務手数料:ほぼ全社で3,300円
- 端末購入代金:2~8万円または分割払い
解約時費用例
- 解約手数料:3~5千円程度(契約期間内解除時)
- 端末残債:分割払い未完了分
- 端末未返却料:レンタルの場合に発生
事務手数料はどのプロバイダでもほぼ3,300円(税込)で統一されていて、端末代金は購入か分割払いで異なります。
端末代金の分割払いの場合は月々の負担が小さくなりますが、解約時に残債があれば支払いが必要です。会社によっては分割代金を割引してくれる場合もあるので確認しましょう。
一定期間内に解約すると設定されている解約手数料(違約金)が請求されます。以前ほど高額ではありませんが、安く利用したい方は確認すべきです。
「お試しでホームルーターを使って、接続が悪ければ光回線への乗り換えも検討したい!」といった方は、契約期間の縛りがなく、光回線への切り替えサポートもあるプロバイダがおすすめです。
例えば「GMOとくとくBB WiMAX」では、ホームルーターの契約期間内であっても、光回線のとくとくBB光へいつでも違約金なしで乗り換えられます。

「ホームルーターを使ってみて、接続が悪ければ光回線への乗り換えも検討したい!」といった方に向いています。
また端末の返却方法やタイミングについても、確認しておきましょう。端末を購入している場合は返却不要ですが、レンタル方式なら解約時に返却が必要。
期限を守らないと追加費用が請求されるため、注意が求められます。
契約時に初期費用や解約条件を確認して、総合的なコスト負担を把握しておくと余計な出費を防げます。
ホームルーター(置くだけWiFi)を選ぶときによくある質問
ホームルーター(置くだけWiFi)を選ぶ時や利用を開始してから、よくある悩みや疑問とその回答をまとめました。
初めて自宅用にホームルーターを利用する人は、参考にしてみてください。
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引っ越しの時は契約したホームルーターをどうすればいい?
引っ越し時には、契約中のホームルーター提供元へ新しい住所を伝えるだけで継続して利用できます。工事は不要で今使っている機器をコンセントに挿すだけで新居でもネット環境が整います。
住所変更は利用者情報を更新する意味があり、提供元はエリアや電波状況を正確に把握しやすくなります。契約中のサービス提供元へ住所変更の連絡を行い、指定された方法で住所情報を更新し、引っ越し後にホームルーターを新居で利用すれば、当日からインターネットが使えます。
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契約した以外の住所でホームルーターを使っても良い?
基本的に登録済みの住所でのみ利用可能ですが、サービスによっては持ち運んで利用しても良い場合があります。無断で別住所へ移すと、電波状況の悪化や規約違反による契約解除リスクがあります。
利用可能な場合でも、サービス対象エリア外では接続不安定化が起こる可能性があるため注意が必要です。持ち運びが可能なサービスを契約すれば、キャンピングカーなどでの利用も可能です。
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ホームルーターが繋がらない時はどうすればいい?
繋がらない時は、まず問題が機器側なのか回線側なのかを切り分ける必要があります。電源や配線確認、本体の再起動、設置場所変更、Wi-Fi設定の確認を行いましょう。
改善しない場合は窓際など電波が入りやすい場所に移動したり、別デバイスで接続テストを実施してください。それでも解決しない場合は、通信事業者へ問い合わせて回線状況を確認しましょう。
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光回線の工事ができないんだけどホームルーターなら使える?
光回線工事が難しい環境でも、ホームルーターなら利用できる場合が多いです。コンセントに挿すだけで利用可能で、集合住宅や短期の住まいでも便利です。
借家で工事許可が取れない場合や仮住まいでも設置が簡単で、外観を傷つける心配がありません。大容量通信に対応するモデルも多く、動画視聴やテレワークにも活用できます。
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ホームルーターが使えない時の代替手段はある?
ホームルーターが合わない場合は、光回線・スマホのテザリング・スターリンクを検討しましょう。光回線は高速で安定、テザリングは手軽、スターリンクは広範囲利用が可能です。
利用シーンやコストに応じて選ぶのがポイントです。工事不要で即日利用可能な手段もあるため、自分の生活スタイルに合わせて最適な方法を選びましょう。
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ホームルーターは部屋のどこに置けばいい?
電波が入りやすい場所に設置するのが基本です。家の中心部や高めの位置、窓際などがおすすめです。
電子レンジやテレビなど電波干渉が起こりやすい機器から離し、障害物の少ない位置に置きましょう。電波強度を確認しながら最適な設置場所を調整することで、快適な通信環境が整います。